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任天堂SWITCHのプロコンのボタンの不具合、子どもからのヘルプに父親としてなんとかリペアしてみせた話

注意! 本記事はいわゆる『プロコン』と呼ばれる任天堂SWITCH専用の社外製のコントローラーの分解、修理をしています。
通常、このような修理は自己責任になり、分解をした以降はメーカーの保証などは受けられなくなります。特に純正品をお使いの場合は無理をして自分で修理をするのではなく、メーカーに依頼することをお勧めします。


任天堂SWITCHやってますか?
いまだ品薄、抽選販売が続いているようですが、運よくわが家には小6の息子が1台、小4の息子がライトを1台所持しております。
せっかくケンカしないようにSWITCHを買ったのに、高いお金を出して買ったソフトじゃなくて、基本無料のオンラインゲームばかりやっているのにまったく理解不能な あおさん(@aosan)です。

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課金してなんぼのオンラインゲーム。
当然のことながら、子どもらは課金せずに、やってるけど、これらオンラインゲームの目的って何?
ドラクエとかFFとかならラスボス倒して、あとは育成ゲーと化すのはわかるんだけど、う~ん理解不能。まぁいいです。私も子どものときはさんざんやったから、あんまり子どもらに強くは言えないな。

さて、小6の息子がゲームしながら怒っております。
どうした、そんなに怒りながらやるならやるなよ。というと、どうやらコントローラーのボタンの一つが不良で誤動作をするらしい。

実際に持ってみると、あぁほんとだ。押しても戻ってこない。
でもこれってまだ買ってから3か月もたってないんじゃない??

まぁ、ダメもとでリペアしてみますか。

  

 

故障した製品は『BEBONCOOLスイッチコントローラー』

アマゾンで販売されています。
社外製「プロコン」の中ではベストセラー1位の製品ですね。
もともとSWITCHについている「ジョイコン」だと操作しにくいことから、こういった「プロコン」を使うようです。
われわれの世代にとってもこの形は懐かしいですね。
PS2の流れをそのまま汲んでるのかな。 

 

まずは分解して不具合の原因を探る

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まず、青いガワを外します。隙間にマイナスドライバーを入れて、ちょっと押し込めば簡単に取れます。

次に裏のビスを精密ドライバーで7本外します。
すると特に力も入れずに外れます。

 

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これは左側下の正常なボタン。ボタンを押すと、ゴム部分が元に戻ろうとする力で、ボタンをもとの位置に押し戻す。

 

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右側下の不良のあるボタンをはずしてみると、

 

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なるほど、ゴムパーツが劣化してちぎれてボタンを押し戻すことができなくなってる。
買ってそれほど経っていないのに劣化するってことは、まぁ、ハズレ引いたかな。

さて、どうするか。こんなパーツ秋葉原にでも行かなきゃ手に入らないな。

リペアの方法

ホームセンターで似たようなパーツがあるか探しに行こうかと思ったけど、こんなのはアキバでも行かんとないだろうと思いました。
こんな時期にこんなリペアだけの用事で行くのもどうかと思い、思案。

おっ、そうだ、ほかの家電など、例えばリモコンみたいな「ボタン」が使われているものだったら似たパーツがあるかもしれない。
もう使っていない捨てるのを待っているだけのがあれば、そこから流用できるかなと、以下の3つの流用できそうなモノを集めてきました。

パーツを流用するために分解される機器たち

  1. 30年ぐらい前に買ったデジタルギターチューナー(KORG製)

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    いまだ動きますが、今はもっと小っちゃい性能のいいギターチューナーを使っているので、まぁ、壊しちゃってもいいかとチョイス。電源ボタンと並ぶ4つのボタンがねらい目。

  2. 汎用TVリモコン(ソニー製)

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    前の前のTVで使っていたやつかと思う。汎用品で裏に書いてある操作をすると、パナソニック東芝とか別のメーカーのものでもつかえたはず。いまは全く使ってないので分解OK。小さめのボタンがねらい目かな。

  3. 昔の液晶TVアクオスで使っていたリモコン(シャープ製)

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    たぶんこの3つの中では一番新しい機械だと思われる。前のアクオスについてきたリモコン。小さいボタンがたくさんあるので、これらが流用できそうな気がする。

リペア部品の選定

ギターチューナーを分解する

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裏ブタの4本のビスを外すと、簡単に外せます。
シンプルな基盤、その下にボタンがある。

 

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おぉ、いきなりヒットかな。プロコンのゴムパーツに似たようなボタンが4つ並んでいるね。 

 

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これはかなり近い形。加工すればイケるかな。
よしよし、いいスタートだ。

 

ソニー製のリモコンを分解する

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ビス止めはされていない。
けっこう力技で上蓋と下蓋との隙間を作り、そこにマイナスドライバーを入れ込んで開ける。
ドライバーが入れば後は意外にすんなり開く。

 

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うわ、かなり汚ねぇ。
それに、一体化???

 

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切って使うにしても一個一個のボタンが大きすぎて加工が難しそう。
これは却下だな。
そして、次のシャープ製リモコンにも不安を覚える・・・。

 

シャープ製リモコンを分解する 

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これは開けるのが一番大変でした。
裏で止めているビスは1本。
でも全然開かない。隙間一つできない。さすが新しい機器。
マイナスの精密ドライバーをハンマーを使って無理やりねじ込んで、少しずつ開けていきました。もう開けちゃったら再起不能ですね。
素人が手を出すもんじゃない。
でも、今回は目的が違う。

 

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やはり・・・。一体型。
落ち着いて考えればそうか、一個一個のボタンを製造組み込みするより、ボタンを一枚のシートにして製造したほうが手間は何倍も短縮できるしな。

 

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でもこの小さいボタンは切り取ってつかえるかな。
でも切り取った後のシート部分がなぁ・・・。

 

使用する部品は、一番形が似ているギターチューナーのボタンを使うことにしよう

 

リペア開始

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ギターチューナーのボタンと並べてみる。
うんうんよく似とる。
幅、奥行き、高さはほぼ加工なしでイケそう。
問題はボタンのプラスチックパーツにはめ込む突起部分の太さだな。

 

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純正パーツは約1mm。

 

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うわ、4mm超もあるのか。
ゴムの塊になっているので、原始的にすこしづつデザインナイフで削り落としていくかな。

 

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う~ん、まだまだ。下のほうはやや太めにしておかないとちぎれてしまうかな。

 

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だんだんといい感じになってきた。
けど、まだプラスチックボタンの穴にうまく入らないな。
奥にある黄色いパーツはシャープ製リモコンから引き出したボタンパーツを一応加工しようと試みた残骸。

 

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ここらが限界かな。これで取り付けてみよう。

 

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お~、ぴったしはまっとる。
ボタン押した感じもちゃんと戻っていくので、正常な動きしとるよ。

 

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裏のビスを3点だけ仮止めして、子どもに試運転をしてもらう。

 

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ゲームはいま何かと話題な『FORTNITE』。
ちなみに筆者はいま全くゲームやってないので、さっぱり内容がわかりません。

 

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子ども曰く、リペアしたボタンを押すと画面内のキャラクターが武器で攻撃するそうです。
ばっちり直ってるようです。
押した感覚が若干変わったのは、まぁ許容範囲内ということで(笑)

 

まとめ

直ってよかったです。
買い直すと3000円ぐらい普通にしますからね。
これでしばらくもてばいいでしょう。しかし、ゴムパーツなのでいずれほかのボタンもヘタってくれば、同じ不具合は出てくるかもしれません。

そんな時は、

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あと2回はボタンが作れます(笑)

 

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こんな風にバラシてみてわかったことですが、ボタン一個一個のゴムパーツ作ってたら手間もかかるし、コストもかかるんでしょうね。
だからむか~しの音楽機器のギターチューナーはパーツが単体だったのかもしれません。また、同じようなパーツが欲しかったら、年代から見るのと、その使用箇所で見ていけば探せるかもしれませんね。
ここまでわかっていれば、あとは「ハードオフ」さんに行ってジャンクパーツの山から探せるってもんですね~。
う~ん、いい勉強になった。